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宮古 (通報艦)[みやこ]
宮古(みやこ)は、日本海軍の通報艦。艦名は沖縄県の「宮古島」にちなんで名づけられた。呉で建造された最初の軍艦である。日露戦争において戦没。 ==艦歴== 1894年に呉鎮守府造船部で起工し、1899年に竣工。通報艦に類別された。 日露戦争に際しては、旅順攻略作戦に参加。 1904年5月5日から日本軍の第2軍が塩大澳に上陸を開始した。しかし、遠浅のため上陸に不便であることや目標である大連まで距離があることから、上陸地点を変更しようとして連合艦隊の東郷司令長官は第3艦隊司令長官にたいして大連湾の掃海および測量を命令〔日露旅順海戦史、100ページ〕。そうして、大連湾で掃海隊の援護中であった5月14日に宮古は触雷した〔日露旅順海戦史、118ページ〕。宮古は2、3分で沈み、死者2名負傷者17名を出した〔。 翌年5月21日に除籍、残骸は1906年7月4日に民間に売却された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮古 (通報艦)」の詳細全文を読む
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